追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
「なんで? まだ言い足りないよ。ようやく思いの丈を打ち明けることが出来たのに」
ディオは不満そうに言った。
「は、恥ずかしいので……そんな風に言われたのは初めてで、どんな顔をしてよいものやら」
「どんな顔をしたって、ララは魅力的だよ。でも、確かにもうやめた方がいいかもな。最後の勝鬨を上げるまで、気を引き締めなければ。お楽しみは最後までとっておくよ」
ニヤリと意味深な笑顔で、ディオが言う。
……お、お楽しみってなんだろう。その言葉に怖気づきながらも、なんだか暖かい気持ちになる自分もいる。
まだ戦いも始まっていないし、結末も見えてこない。
でも、ディオやみんなとなら、どんなものにも勝てるのではないか、そう思った。
ディオと共にログハウスに戻ると、ウーノやガノンたちは呑気に食事を取っていた。
サーシャを寝かしつけたマイアとグレイスも来てくれて、簡単な料理を振舞ってくれている。
因みに手伝おうとしたヘンルーダはみんなに止められた。王妃様だから、という理由ではない。
最終決戦前に体調を崩すのはごめんだからだと思う。
ディオは不満そうに言った。
「は、恥ずかしいので……そんな風に言われたのは初めてで、どんな顔をしてよいものやら」
「どんな顔をしたって、ララは魅力的だよ。でも、確かにもうやめた方がいいかもな。最後の勝鬨を上げるまで、気を引き締めなければ。お楽しみは最後までとっておくよ」
ニヤリと意味深な笑顔で、ディオが言う。
……お、お楽しみってなんだろう。その言葉に怖気づきながらも、なんだか暖かい気持ちになる自分もいる。
まだ戦いも始まっていないし、結末も見えてこない。
でも、ディオやみんなとなら、どんなものにも勝てるのではないか、そう思った。
ディオと共にログハウスに戻ると、ウーノやガノンたちは呑気に食事を取っていた。
サーシャを寝かしつけたマイアとグレイスも来てくれて、簡単な料理を振舞ってくれている。
因みに手伝おうとしたヘンルーダはみんなに止められた。王妃様だから、という理由ではない。
最終決戦前に体調を崩すのはごめんだからだと思う。