追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
「そういう問題じゃない……ええとね、俺たちは山賊だ。目立ってはいけないんだよ」
「ディオの言い分はわかりますけど、ここの生活をちょっと便利にするくらいで目立ったりしないと思いますよ」
この居住区は山脈の中腹で、歩いてくる人なんていない。私のようにドラゴンに乗ってくる人がいない限り見つかることはないと思う。ド派手に観覧車とかを創ったりしなければ、ここに人が住んでいるなんて気付かない。
しかし、ディオは首を縦に振らなかった。
「もうこの話は終わりだ。さあ、夕食の準備に取り掛かろう」
ディオの一言で、広場に集まったみんなは散会した。マイアもグレイスも夕食の準備で忙しくなり、サーシャもウーノに連れられて家に帰った。
広場に残ったのは、私とヘンルーダ。ヘンルーダは落ち込む私に声を掛けた。
「あの子は、とても心配症なの。みんなを危険に晒すことを一番危惧しているのよ」
「迷惑な提案だったのでしょうか? 私、みなさんの生活が楽になればいいなと思っただけなんです。でもそれは、危険を招くことになるんですね」
「ディオの言い分はわかりますけど、ここの生活をちょっと便利にするくらいで目立ったりしないと思いますよ」
この居住区は山脈の中腹で、歩いてくる人なんていない。私のようにドラゴンに乗ってくる人がいない限り見つかることはないと思う。ド派手に観覧車とかを創ったりしなければ、ここに人が住んでいるなんて気付かない。
しかし、ディオは首を縦に振らなかった。
「もうこの話は終わりだ。さあ、夕食の準備に取り掛かろう」
ディオの一言で、広場に集まったみんなは散会した。マイアもグレイスも夕食の準備で忙しくなり、サーシャもウーノに連れられて家に帰った。
広場に残ったのは、私とヘンルーダ。ヘンルーダは落ち込む私に声を掛けた。
「あの子は、とても心配症なの。みんなを危険に晒すことを一番危惧しているのよ」
「迷惑な提案だったのでしょうか? 私、みなさんの生活が楽になればいいなと思っただけなんです。でもそれは、危険を招くことになるんですね」