幼馴染大和君の執着愛~俺の最愛の番~
あいかわらずあたしの毎日は大和君に始まり大和君に終わるって感じ
まず一緒に住んでるから登下校は当然一緒
クラスも一緒でトイレと男女別の科目以外はずっと一緒
ずううううっと一緒、呆れるくらい一緒なのだ
見惚れるくらいの美貌の彼は転校初日からもう当然のことながら有名人
そんな大和君と一緒にいるあたしは当然のことながらこの学校の全生徒に知られている
ある意味この高校の一番有名なカップルと言っても過言ではない
その有名になってしまったあたしは陰で大和君に纏わりつくストーカー呼ばわりされている
何故ならあたしの容姿が地味で大和君に到底釣り合わないから・・・・・
ヤキモチ焼きの大和君はあたしに向けられる男子の視線がかなり気になるらしい
ある日突然伊達メガネとお下げ髪を強要された
あたしは当然の如く文句を言ったんだけど・・・・



「そんなに眼鏡とおさげが嫌か?」

「だって・・・・これじゃまるで昭和の女子高生だよ」


「こんなに美人な女子高生昭和の時代には絶対いねえ、それに我慢できねえ」


・・・・・えっ?我慢?


「まあわかんねえならいい、どんな格好してても俺はお前を見つけられる・・・・・」


真っすぐな眼で見つめられると何も言えなくなった
すうっと大和君の言葉があたしの中に入っていく


「安心しろ、百花は誰よりも綺麗だ」



そんなことを耳元で呟かれたら何も言えない
ずるい・・・・ずるすぎる


でも転校して随分経つのに大和君が過保護なせいで女友達が全く出来ない
大和君と一緒に居るのはとっても楽しい・・・・けど
なんとか女友達が出来る方法を考えよう
何か学校行事で交遊ができればいいけど・・・・



あたしは考えを巡らせながら大和君に微笑んだ
でも相変わらずあたしはクラスで浮いてて泥沼にはまっていくように悪いことが重なっていった
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