天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!2
照れ笑いをしながらも、魔道具職人は取り出した金属を型に流し込んでいく──そして、涼しいところへと運んで行った。戻って来た時には、冷えたらしい別の型を持って戻ってくる。
「これを組み立てると、冷蔵庫の本体になるんですよ」
扉のついている箱。それがこの世界の冷蔵庫である。さほど大きくないけれど、これで十分らしい。
「保冷布が大流行りしたおかげで、こいつを欲しいって人も増えたんですよ。保冷布は冷やすことはできませんからね」
昨年発明された魔道具である保冷布は、入れ物にかけておけば中身を冷たいままにしておくことができる。
あまりの人気に、一か月ほどはこの地の錬金術師の半分は保冷布用の糸を準備するのにかかりきりになったほどだ。
(冷たくするなら、温めることもできるんだよね……)
彼が冷蔵庫を組み立てているのを見ながら、ミリエラは先ほどの王妃の様子を思い出した。
侍女は、コテの扱いに苦労していた。もう少し、楽にできればいいのに。
(こっちでは、ホットカーラーって見たことないな)
「これを組み立てると、冷蔵庫の本体になるんですよ」
扉のついている箱。それがこの世界の冷蔵庫である。さほど大きくないけれど、これで十分らしい。
「保冷布が大流行りしたおかげで、こいつを欲しいって人も増えたんですよ。保冷布は冷やすことはできませんからね」
昨年発明された魔道具である保冷布は、入れ物にかけておけば中身を冷たいままにしておくことができる。
あまりの人気に、一か月ほどはこの地の錬金術師の半分は保冷布用の糸を準備するのにかかりきりになったほどだ。
(冷たくするなら、温めることもできるんだよね……)
彼が冷蔵庫を組み立てているのを見ながら、ミリエラは先ほどの王妃の様子を思い出した。
侍女は、コテの扱いに苦労していた。もう少し、楽にできればいいのに。
(こっちでは、ホットカーラーって見たことないな)