恋した先輩には病みがある!?
「えぇぇえええ嫉妬!?嫉妬してくれたんですか!?もしかして恋桃のこと好きになってきてくれてます!??」
「まぁ、うん・・・。好きになってきてるよ。恋桃には俺だけなんじゃないの?って妬くぐらいには」
「と、斗愛くん可愛い・・・」


嫉妬するだけではなく、それを申し訳なさそうに言うところまで全部可愛いです。まるで子犬がシュンとしているよう。


「恋桃には斗愛くんだけですからね!!」
「うん。そのままでいてね」
「大丈夫ですよ。恋桃は斗愛くんがずーっと好きなので!」


手を大きく広げ宣言すると斗愛くんはふわりと笑いました。


「やっぱり恋桃は可愛いね」


こ、こここのタイミングで、か、可愛い!!?!?

斗愛くんは今日恋桃をキュン死させる気ですか!?

とても幸せな死因ですができれば結婚式後がいいです!!

あ、それと斗愛くんに言わなければならないことがあります!


「これからは斗愛くんが嫉妬しないように気を付けますね!」


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