最愛の日々にピリオドを、
まだ10代で、大学生活始まったばっかりで。
学科が全然違うのに、たまたまキャンパスの中で出会って、すごく仲良くなった。初対面からなれなれしくて、そのせいですぐに心を許してしまったような気がする。
夕雅の突拍子もない好奇心に振り回されたおかげで、大学に入ってからいろんなことに興味を持つようになってしまった。授業だって、サボるタイプじゃないのに、焼き芋のためだけに授業を抜け出してしまうくらい、悪い子に育った。
夕雅のせいで、楽しかった。
全学科共通の授業の中でも、同じのは2つだけ。広いキャンパスの中で出会う確率は、ほぼない。それでも、広い食堂の中でいないか探して、教室の外から集団の中に夕雅を見つけては大きな声で名前を呼んだりしていた。
同じ学科の友達にも、夕雅の友達にも、前世から知り合いだったんじゃないの?って言われるくらい行きぴったり出し仲の良さが桁違いだった。わたしと夕雅をきっかけに友達同士が仲良くなって、大学生の男女グループみたいなつながりも出来て、休日にドライブに行ったりもした。
「冬の使用期限切れのカイロをばれないようにぽっけに入れんのも、1年からやってた」
「ばれないわけないのにね、てかいらないし、捨てればいいし」
「その捨てるのがめんどいから押し付けんだろ」
「それをいまだにやってくるし」
「そのままそっくり返すぞ、それ」
「ガキ過ぎるでしょ」
「ガキだよ、あんときはまだ10代のクソガキだったからな」