最愛の日々にピリオドを、
昨日の夜、いつも通り隣に並んで夜ご飯を食べていた。
夕雅の好きな少し味の濃い野菜炒めとパックの白いご飯を二人で食べていた。
何も変わらない、普通の一日だった。それでもこの1か月の私たちには、これからの生活の話が少しもあがらなかったような気がする。
引っ越したら、社会人になったら、生活が変わったら。
何が起こるかわからない、これから先どんな出会いが、困難が待っていて、それをどう乗り越えていくかも、わからない。
そこに、お互いはいる?
私たちは、お互いに頼って、助けを求める?
―――呉羽が思ってること、当ててあげよっか
―――じゃあ、せーので言う?
―――はは、いいよ。でも絶対、せーので言うようなことじゃねえよ
―――うん、わたしもそう思う
―――じゃあ、思ってることは一緒かもな
せーの、
そんな明るい掛け声の後に重なった5文字。
やっぱり、同じことを思っていたのか。やっぱり、私たちは同じことを考えるんだ。涙よりも先に笑いが零れて、2人で顔を見合わせて、それから、ずっと思っていたことをお互いに隠さずに話し合った。私は今日みたいにボロボロ泣きながら、本当にこの答えが正解なのか、2人でしっかりと考えた。たくさん考えて、決めた答えだ。
好きな気持ちは変わらない。
多分、このまま別れたら絶対後悔するんだろうなと思ってる。
生活が変わることで、変わってしまうことが怖い。
昔みたいな気持ちで、一緒にいることはもうできないのかもしれない。
わたしたちは、弱いのだ。
変化が怖いと怖気づいて、それでも4年間私たちはどんな変化があっても一緒にいたいと思ってそばに居続けたのだ。
これからどんな変化があったって、あの頃の私たちだったら、そばに居ることを絶対にあきらめなかっただろう。
隣にあなたがいなくても大丈夫かもしれない。
それを言葉にして、本当にしてしまうことが、怖い。