溺愛ハンティング
「はじめまして、八木さん。高砂百貨店の高砂敬三と申します。本日はお忙しい中、ようこそおいでくださいました」
「はじめまして。どうぞよろしく」
「さあ、どうぞお入りください」
ミーティングルームの前では、副社長の高砂さんが笑顔で待っていた。
キャンペーンに協力してくれる三人の男性に挨拶するためだが、みんなが揃ったところはまさに圧巻だった。
呉服屋の若旦那さんは細身で優しげな王子様系、料亭の板前さんはさわやかで男らしく、副社長の高砂さんはとにかくスタイリッシュな美青年。
さらにみんなとは全然タイプが違うけれど、ひときわ輝く八木さんまでいるのだ。
四人が談笑しているところは、なんだか現実離れして見える。
(やっぱり……苦手かも)
一昨日のことがあって、悪い人ではなさそうだと感じたものの、私は今日も八木さんの放つオーラに怖気づいていた。
「しっかし、さすがにすごいな」
コンテストで競い合う相原さんや真由ちゃんはもちろんだが、担当の堺さんまでが圧倒されていた。
「なんか盆としょうが、いや、ハロウィンとクリスマスが一緒に来た感じ?」
「堺さん、それ滑ってます。それより早く打ち合わせを始めましょう」
「そうですよ。みなさん、すごくお忙しいんですから」
「あ、し、失礼。それでは改めまして――」
「はじめまして。どうぞよろしく」
「さあ、どうぞお入りください」
ミーティングルームの前では、副社長の高砂さんが笑顔で待っていた。
キャンペーンに協力してくれる三人の男性に挨拶するためだが、みんなが揃ったところはまさに圧巻だった。
呉服屋の若旦那さんは細身で優しげな王子様系、料亭の板前さんはさわやかで男らしく、副社長の高砂さんはとにかくスタイリッシュな美青年。
さらにみんなとは全然タイプが違うけれど、ひときわ輝く八木さんまでいるのだ。
四人が談笑しているところは、なんだか現実離れして見える。
(やっぱり……苦手かも)
一昨日のことがあって、悪い人ではなさそうだと感じたものの、私は今日も八木さんの放つオーラに怖気づいていた。
「しっかし、さすがにすごいな」
コンテストで競い合う相原さんや真由ちゃんはもちろんだが、担当の堺さんまでが圧倒されていた。
「なんか盆としょうが、いや、ハロウィンとクリスマスが一緒に来た感じ?」
「堺さん、それ滑ってます。それより早く打ち合わせを始めましょう」
「そうですよ。みなさん、すごくお忙しいんですから」
「あ、し、失礼。それでは改めまして――」