因縁の御曹司と政略結婚したら、剝き出しの愛を刻まれました

「……そろそろ限界だ。きみの中に入りたい」

 わけがわからないほど啼かされ、恍惚感にぼんやりしていると、光圀さんが自らの浴衣を脱ぎ捨てる。

 ごつごつとした男らしい肉体は着物姿の奥ゆかしさとは対照的に、野性を感じさせた。

 普段は落ち着き払っている光圀さんがこんなに雄を匂わせるとは思いもよらず、喉がごくりと鳴る。

「和華、俺の首につかまれ。痛かったら爪を立てていい」

 優しく促され、言われるがままに彼にしがみつく。垂れ下がる前髪の隙間から、情欲に塗れた光圀さんの瞳がちらちら覗く。

 大きく開かされた脚の間に、彼が自身を押し当てた。

「苦しいだろうが、最初だけだから我慢してほしい」

 ゆっくり腰を進める途中、彼がそう言って私の鼻先にキスを落とす。

「はい……んっ」

 指よりもっと大きな彼の熱を受け入れるには私の中は狭すぎて、予告された通りに、少し痛い。でも、出て行ってほしいとは思わない。光圀さんと繋がり合えたことがうれしい。

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