エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「――――明日指輪買いに行こうか?」
「え、指輪?」
「お揃いの買いに行こう?」
そ、そうだよね。
指輪なしのプロポーズだったことに今さら気がついた。
「でも…職場に行くたびに外さないといけないね」
職場にはまだ発表は無しとか言ってたもんね。
「じゃあ、二人きりの時は付けるようにしようか?なんか秘密の恋っぽくて楽しそう♬」
私も何度か恋はしてきたけど、社内恋愛は初めて。
言われてみればドキドキするかも…。
お昼になるまでダラダラと過ごして、宝石店で指輪を下見した後に映画デートした。
今までおひとり様の時間が長かったから、どこか一人の方が気が楽だなとか思っていたけど、不思議とこの人といるのは楽しかった。
たまに美男子ゆえに視線が集まることもあったけど、映画館とか美術館に入ってしまえば人目を避けることが出来るし。
なにより、本人はそんな状況に慣れてしまってるのか特に気にしてる様子はないから私もヘンに気を遣わずに済む。