エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
極力に避けた私も悪かった。
けどミヲ君も自分のことを伏せるのは良くないよ。
別れた女性の荷物が残ったままとかおかしいと思う。
そもそも、きちんと別れたのかどうかも微妙だよね。
「信頼がないのなら結婚とかムリじゃないかな」
私は勇気を振り絞ってそう言ってみた。
「え?」
「――――彼女とちゃんと別れたの?」
「―――は?」
「空き部屋に残っている荷物は元カノのもの?どうしてそのまま残ってるの?」
「それは・・・・妹のだから、勝手に捨てる訳にはいかないんだ」
「妹?美湖ちゃんは都内で一人暮らししてるんでしょう?なのにどうしてあの家に荷物を置く必要があるの?それとも渚沙さん?――――なわけないよね?地方都市に家族と住んでいるのでしょう?」
「だから、もう一人妹がいたんだ」
「聞いてないよ、弟一人妹二人しか聞いてないから。――――別に隠さなくてもいいよ、ミヲ君みたいないい男に最近まで彼女がいたのは不思議なことじゃないし」
ただショックなのは二股かけられてるんじゃないかって不安があるだけ。
二股かけてる状態でプロポーズしてきた神経を疑ってしまう。