エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】  ~続編更新中~
同期の人らは家庭を持っているからすぐに帰る人ばかりだったし、私だけが酔いつぶれる彼を介抱してたのだけれど、いつの間にか二人だけで呑みに行ったり休みにの日に出かけることも多くなったんだ。

そこでいきなりの結婚して発言に驚愕してしまった。

だって、散々男どもに女に感じないだの、料理が下手なやつは嫁に出来ないだの言われてフラれてきた私だよ?

そんなん、絶対無理とか思うじゃない。

そんなようなことをつらつらと言い訳のように話していたんだ。

後から幻滅されてフラれるのは辛すぎると思ったから。

だってもう30過ぎたしね。ここからフラれるのはキツイものがある。

それでも私がいいって言い張る飯塚君。

こうなったら最終手段。

私は歴代の男どもに不感症?って言われるぐらい具合が良くないらしい。


酒の勢いでその旨をやんわりカミングアウトした。

これを聞けばさすがに去っていくかなって思ったのに、俄然やる気をだしてきた。



「じゃあものは試しようで。それでもし相性良かったら結婚してくれ」

とか言いながらグイグイとホテルに連れ込まれてしまったわけだ。


断ることも出来たけど、かつては好きな男でもあったし、そのまま一度だけならいいかと自分に言い聞かせたけど…。



私は今現在ーーーー
どっぷりとこの男の身体に溺れています…。

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