エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「私はあなたの欲望を満たす道具でもなければ、仕返しをするための道具でもありませんよ。無理な結婚を押し通してまで子供を産めというのならば、今後一切の縁を切らせていただきます」
「なにを言ってる!!そんなこと!許すはずがないでしょ!!お待ちなさい!」
祖母はその後も何かを叫んでいたけど聞かずにその場を去った。
「縁切りってどうやるんだろうな」
まずは行方を眩ませるか。呼び戻されてはかなわない。
両親や祖母からの着信を着拒した。
アパートから必要な物だけ持ってホテルに泊まり、そのうち手ごろなマンスリーに入居した。
勤め先の上司に事情を話すと同情してくれて就業場所を変えてくれた。
人事が移動する時期でもあったので、誰かに怪しまれることもない。
場所は本社から外れることはあっても業務内容は変わらず、何人かの顔馴染みが居るところにまわしてくれたんだ。
祖母や母親が本社の方に連絡したり訪問したらしいけど、手筈通りに辞職したと伝えてくれて門前払いを食らったらしい。