エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「葵!!大丈夫か?!!」
「み、ミヲ君!!助けて!」
どうしてここにミヲ君がいるかは分からない。
だけど姿を見るなり私は涙で視界がぼやけてきた。
「な、なんだよ!お前は—――写真の男だな」
ミヲ君は私の姿を見て目を丸くしていた。
下こそ無事なものの、ブラウスのボタンは引きちがれ胸がむき出しになってしまっていた。
野村の言葉を無視して私に駆け寄ったミヲ君は真っ先にシーツをかけて隠してくれた。
その優しさにまた視界がぼやけた時、野村がミヲ君の背中を目掛けて足を上げ、そのまま踏みつけようとしていた。
”危ない!!”
そう思ってなんとか上体を起こしたが、男の身体はミヲ君に触れることなく横に吹っ飛んでいく。
「兄ちゃん、こっちが先だろう?危なっかしいね」
「俺は葵優先。お前が守ってくれるの知ってるし」
「あっはは、じゃあ要望にお応えして・・・」
もう一人の男性は野村がセットしたカメラの録画を止めると、立ち上がって反撃してくる野村のお腹に一発突きを食らわせていた。
「う・・・ぐ・・・」
その一突きがよっぽど効いたのかそのままうずくまってしまった。