エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「弱!一発KO?」
「ばか、手加減しろよ」
「しょうがないじゃん、正当防衛だもーん。こんなんだったらカメラ止めなくても良かったかも」
「葵、もう大丈夫だから服着ような。あとこれも切らないとな」
もう大丈夫だからと安心しなと声をかけてくれるミヲ君に縋り、声を出して泣いた。
怖かった。何も抵抗できなかった。
人が良さそうで力がなさそうでも男でも、こうやって豹変すれば敵わない。
その恐怖に今さらながら怯えて体を震わす。