エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】  ~続編更新中~

「とりあえず警察が来るまでこうしとくか」

もう一人の男性が私にされていた結束バンドと同じもので野村の手足を締め上げていた。

野村が持って来たであろうリュックには分かりやすいものがいっぱい入っていたんだ。

一発で連行されてしまう分かりやすいものまで入ってた。

それらをリュックから出した時、野村が何やら騒ぐので布を噛ませて黙らせていた。


「あったあった、これだ。」

野村のポケットをまさぐり何かを探していた男の人は、それを見つけるなりどこかへ電話をしていた。


「もしもし、依田です―――はい、ありました。多分●●を〇って〇〇したと思います。はい・・・はい」



「あれ、弟。ここに越すとき案内してくれたろ?」
「弟さん?―――でも依田って」
「嫁さん家に婿養子に入ったからね」
「そうですか、道理で」
「ん?」
「いや、何でもないです」

道理で似てたわけだ。

名字が違えど、確かにフレミングの名前はプレートに記してあった。

今更ながらだけど、ミヲ君の正式な名前も”フレミング”がつく。

あの時、フレミングという名前をどこかで見たような感じがしてたけど、専務さんの名札だったんだ。

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