ホ・ン・ネ ☆
「僕達は付き合う事になりました!」
凛と湊の繋いだ手が上にあげられる。
「樹は?」
「あ、あぁ、今告白したところ」
えー? 今の告白なの?
「えっ? どうしよう。頭の中ぐちゃぐちゃ」
私はパニック状態。
「つむちゃん、つむちゃんが仲良く話している二人を見てた時、大丈夫だよって、僕言ったじゃん? 大丈夫だったしょ?」
樹と湊は今日お互いに「好きな人に告白する」って約束をしていたらしい。
「だって、今日の樹、私と目を合わせてくれないし、凛の浴衣姿ばっかり褒めてるし、凛の事が好きなのかと……」
「だって、紬の浴衣姿可愛いし、告白の事を意識したら紬と目を合わせる事が出来なくなって……」
「私、今日樹に可愛いって言われたくて頑張ったんだから!」
****
次の年も浴衣を着て樹とお祭りに行く事になるのだけれど、その時、樹に「浴衣姿可愛い」って何度もしつこく言われる事に。
凛と湊の繋いだ手が上にあげられる。
「樹は?」
「あ、あぁ、今告白したところ」
えー? 今の告白なの?
「えっ? どうしよう。頭の中ぐちゃぐちゃ」
私はパニック状態。
「つむちゃん、つむちゃんが仲良く話している二人を見てた時、大丈夫だよって、僕言ったじゃん? 大丈夫だったしょ?」
樹と湊は今日お互いに「好きな人に告白する」って約束をしていたらしい。
「だって、今日の樹、私と目を合わせてくれないし、凛の浴衣姿ばっかり褒めてるし、凛の事が好きなのかと……」
「だって、紬の浴衣姿可愛いし、告白の事を意識したら紬と目を合わせる事が出来なくなって……」
「私、今日樹に可愛いって言われたくて頑張ったんだから!」
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次の年も浴衣を着て樹とお祭りに行く事になるのだけれど、その時、樹に「浴衣姿可愛い」って何度もしつこく言われる事に。


