クールな幼なじみが本気になったら
ユウヤくんが同じ2年生だったら、教室も近くてまたなにをされたかわからないけど、学年が違えばそんな心配もない。


そう思っていたのだけれど――。



「花岡せ〜んぱい♪遊びにきちゃいましたっ」


なんと1限後の休み時間、ユウヤくんがさっそくわたしのクラスに顔を出した。

しかも、悪気のない無邪気すぎる笑顔で。


「ユ…ユウヤくん…!なにしにきたの…!?」

「なにしにって、花岡先輩の顔が見たかったからきたんです♪」

「急にきたら困るよ…!みんながいるのに…」

「なんで困るんですか?だってオレら、付き合ってるじゃないですか〜!」


その言葉に、教室内にいた女の子の視線が、一斉にわたしの背中に刺さったような気がした。


そりゃ…耳を疑いたくもなるだろう。

こんな地味なわたしが、1年生で一番のイケメンのユウヤくんと、『付き合っている』なんて聞いたら。
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