最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる2。〜学園編〜
「そんな可愛いこというと本当に襲うからな」

「本当にってどういうこと?」


「いきなり襲いかかるってことだよ」

「それは困るわ」


「だろうな。俺も今すぐにそんなことはしない。だから安心していいぞ」

「しないの?」


「やみか〜」

「ごめん」


煽るなと怒られてしまった。


「そういうの苦手とか言ったばかりの相手を襲うほど、俺も甲斐性なしじゃねーよ」

「今まで無理やりしておいてそれをいうの?」


「無理矢理じゃない。本当に拒否られたら俺だってやめる」


知ってる。
壱流の優しさはとっくに伝わってるから。


「だけどな」

「なに?」


「理性がいきなり飛ぶこともある。
その時はそれなりの覚悟をしておけ」

「わ、わかった」


恥ずかしさのあまり顔を背けて頷く。


私もいつかは壱流とそういうことをする日が来るんじゃないかって思ってる。

それは男女の関係になった以上、避けられないから。年頃の人はほとんどみんなしてるのよね…。


気持ち良さより痛さのほうが勝つかもしれない。恐怖で身体が思うように動かないかも。

だけど、それ以上に壱流に触れられたいって思ったりもして。愛を今よりももっと感じられて、壱流と1つになれるのなら、そんな行為も悪くないかもしれない…。
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