ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
「エリナ、コースト領のうちの家族たちから、ぜひまた遊びに来て欲しいと手紙が届いた。エリナが考案した温泉プリンは大人気で、観光客も激増して大盛況だという話だ、ありがとう」

「うわあ、それはよかったです。とても楽しかったからまた行きたいにゃん! あと、ララベルちゃんともまた遊びたいです」

 アルデルンの姪である子熊のララベルとは、コースト温泉に行った時に仲良しになっていた。ララベルはとても内気で臆病な子熊だったのに、まだ小さいエリナが立派に働く姿に感化されたのか、最近はしっかりと自分の意見を言える女の子になって両親や祖父母を喜ばせていた。

 にこにこするエリナの頭の上にアルデルンの大きな手が乗り、優しく撫でた。

「ララベルも、エリナお姉ちゃまに会いたいと再会を楽しみにしているそうだ」

 撫でるついでに優しく微笑もうとした彼の努力は実を結ぶことがなく、幼い子猫を今にも丸かじりしそうな恐ろしい顔になったので、それを見た隊員たちから「その顔はよせ!」と突っ込まれてしまった。
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