ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜4
 ルディとヴォラットがそんなことを話しているとはつゆ知らず、エリナとミメットは市場に買い出しに出かけていた。

「やあ、いらっしゃい」

 青弓亭では毎日肉料理の定食を出す。
 スカイヴェン国は海が遠いので、獣人のお腹を満たすボリュームのあるメニューとなると、やはり肉料理なのだ。
 朝のハムやベーコンも、この肉屋でお世話になっていて、ミメットとエリナはお得意様である。

「おじさん、今朝届けてくれたハムもとても味がよかったよ、ありがとさん」

「おう、そりゃあよかったよ、ミメットの嬢ちゃん。青弓亭で使ってもらえると、うちの店の信用にもなるからな」

 肉屋は、ハムやベーコンがこのふたりと警備隊員の朝ごはんに使われているのを知っているので、とびきり美味しいものを選んで格安で青弓亭に届けてくれるのだ。

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