甘やかしてあげたい、傷ついたきみを。 〜真実の恋は強引で優しいハイスペックな彼との一夜の過ちからはじまった〜
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翌日の午後の会議で、再来年の頭に新ブランドを発表するスケジュールが決まった。
ただ具体的に詰めてゆくのはこれからで、肝心のタイアップはまだ目途が立っていなかった。
そろそろターゲットを決めて打診しなければと、準備室のメンバーに少し焦りが見えはじめている。
そのなかにあって、わたしの仕事は資料を集めたり、会議の結果を書類にまとめることなので、ひとり、蚊帳の外で淡々と業務をこなしていた。
共有スペースから声が聞こえてくる。
橋本さんと島内さんが打ち合わせ用テーブルに残って、丁々発止のやりとりを交わしている。
もし、わたしが今の橋本さんみたいに、島内さんと対等に議論を交わせるような仕事をしていたら、島内さんの彼女にふさわしいと自信がもてるのだろうか。
仕事の実力だけでなく、容姿も何もかも、島内さんの彼女にふさわしいのは橋本さんだ。