甘やかしてあげたい、傷ついたきみを。 〜真実の恋は強引で優しいハイスペックな彼との一夜の過ちからはじまった〜
「なあ、今夜、俺を睡眠薬代わりにしないか?」
「睡眠薬?」
「ぐっすり寝かせてあげるよ、俺が。つらいことなんてなかったと思えるぐらい、頭が真っ白になるまで甘やかして」
その言葉が終わるか終わらないかのうちに、握られていた手が強い力で引かれた。
わたしはバランスを崩し、彼の胸に引き込まれた。
すぐに彼の指がわたしの顎を掬い上げ、唇が降ってきた。
軽く触れるだけの口づけ……
拒みたければ拒んでいいよ、と言うような。
一旦、唇が離れる。
彼は心の奥を探るように、わたしの瞳の奥を探る。
わたしはゆっくり瞼を閉じた。
「植田さん……」
島内さんはため息ともうめきともつかない声でわたしの名を呼ぶ。
「いいの?」
かすかに頷くわたしを壁に押しつけ、今度は思うさま唇を貪った。
「……ん」
チンとベルが鳴り、エレベーターの扉はゆっくり開いていく。
「睡眠薬?」
「ぐっすり寝かせてあげるよ、俺が。つらいことなんてなかったと思えるぐらい、頭が真っ白になるまで甘やかして」
その言葉が終わるか終わらないかのうちに、握られていた手が強い力で引かれた。
わたしはバランスを崩し、彼の胸に引き込まれた。
すぐに彼の指がわたしの顎を掬い上げ、唇が降ってきた。
軽く触れるだけの口づけ……
拒みたければ拒んでいいよ、と言うような。
一旦、唇が離れる。
彼は心の奥を探るように、わたしの瞳の奥を探る。
わたしはゆっくり瞼を閉じた。
「植田さん……」
島内さんはため息ともうめきともつかない声でわたしの名を呼ぶ。
「いいの?」
かすかに頷くわたしを壁に押しつけ、今度は思うさま唇を貪った。
「……ん」
チンとベルが鳴り、エレベーターの扉はゆっくり開いていく。