私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】



部活では何回も視線を感じて。



話すことはなくても。




何回か目が合った。



















卒業式は。


それまでに何回も、好きです。って書いて下駄箱に入れとこうかって考えたけど。



私だって気づかれるのが嫌で止めた。




名前を書いてなくても。



煌くんは、きっと!



多分、そうだろうなー。って感じで気づきそうだから。










菜乃花ちゃんと萌結ちゃんから色紙を貰った時。



煌くんをチラッと見ると、目が合った。




煌くんと、もう二度とチームメイトとして走ることは無いんだよね。



もう、煌くんのいる日常はないんだね。




なんて思うと少し寂しくなった。





でも、これが私の選んだ道だから。





< 47 / 106 >

この作品をシェア

pagetop