私(俺)の不器用な愛情表現【番外編】
駅伝の日は、
行きのバスでは。
女子みんなが1番後ろだった。
煌くんはまさかの!
私の前の席で、萌結ちゃんは何だかニヤニヤしてたけど。
私は、煌くんが見てるような視線を感じていて気が気じゃなかった。
久しぶりすぎて慣れてないからね。
私は2区だった。
タスキを貰うために、並びに行こうとした時に
「犬飼さん!頑張って!!」
そう煌くんのお母さんに声をかけられて
「ありがとうございます!」
とだけ言って並びに行った。