俺様外科医は初恋妻に一途な愛を貫く~ドSな旦那様の甘やかし政略結婚~
私のおなかには、赤みを帯びた数ミリの傷痕が四カ所も残っているのだ。

「俺はおまえの内臓も見たんだぞ」

「ちょっ、内臓とか言わないでくださいっ」

「俺の愛を見くびるな。傷痕くらいでどうこう思うかよ」

不意を突き、彼は私のおなかを露わにする。

「あ、やだっ……」

とっさに覆い隠そうとするも間に合わなかった。

「順調に治ってるじゃないか」

「……っ、最終的には傷痕はきれいになくなりますか?」

「俺が切開して縫合したんだから当然だ」

自信たっぷりに断言されてほっとした。

おなかは普段、人目に晒す場所ではないけれど、元通りになれるなら本当にうれしい。

「よかった……」

「じゃあ、いいな?」

熱っぽくささやきながら、首もとに顔を埋められた。

彼は手際よく私のパジャマを脱がせてくる。

「えっ、待ってください、あっ」

「強引にでもしないと、半年経っても一年経っても拒否されそうだからな」

「さすがにそこまでは、ちょっ……んんっ……」

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