Again〜今夜、暗闇の底からお前を攫う〜
「今日の晩飯、もしかして肉?」

「うわっ!びっくりした!」


そんな事を考えていると、さっきまで床でぶっ倒れて寝ていたカオルが、いつの間にか起きて私達の後ろに立っていた。

まだ眠いのか目が開いていない。


「急にでかい声出すなよ、頭にくるだろうが」

「死んでたのにいきなり生き返らないでよ」

「勝手に殺してんじゃねぇよ」


カオルは暑いと言いながら上着を乱暴に脱ぎ始める。


「お兄汗臭い〜早くお風呂入って来てよ」

「なぁ、今日肉?」

「お肉だから、近寄らないで」

「兄のことをバイ菌扱いするなよ、傷つくなぁ」


カオルはぶつくさと文句を言いながら風呂場に向かって歩いていく。
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