国際弁護士はママとベビーに最愛を誓う~婚姻解消するはずが、旦那様の独占欲で囲われました~

しかし忙しい朝にいつまでもこうしているわけにもいかない。「着替えさせてきて」と久嗣に念を押して離れ、凌太の分は柔らかいフレンチトーストを作る。ミックスベジタブルを添えてプレートにした。

いい感じに冷めた頃、パッチリと目が覚めた凌太を抱っこして久嗣が戻ってくる。

「いただきます」

手を合わせて三人揃っての食事。小さく切ったフレンチトーストを手掴みで頬張る凌太は、うれしそうに口を動かしている。

先日話し合い、今日は『マリンピアビレッジ』へ行くことになった。
海沿いの港を模した遊園地で、船のオブジェのパンフレットを見せた凌太が喜んでいたためここに決まった。
キッズエリアもあり、近隣にはショッピングモールもある。

トーストをすべて口に入れて皿をシンクに放置し、水筒の準備を始める。

「温かいのも持っていこうね。寒いから」

水筒二本と付属のカップを用意し、タオルやおやつをリュックに詰める。
< 101 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop