国際弁護士はママとベビーに最愛を誓う~婚姻解消するはずが、旦那様の独占欲で囲われました~

出会いから半年が過ぎた。
ニューヨークでのミッションをすべてクリアした俺は日本へ戻り、ついに彼女の連絡先へ電話をかける。すべてから解放された今はどこへでも迎えに行くつもりだった。彼女のおかげで俺はニューヨークでがむしゃらになれ、結果を残せたのだ。

『この番号は、現在使われておりません』

彼女の声が聞けると思っていたのに、耳に響く機械の音声に頭が真っ白になった。
使われていない?
常に大事に持っていた番号のメモを何度も見直してみたが、数字はとくに誤読するような書かれ方はしていない。

何度かけ直してみても結果は同じだった。出会いの日から半年以上は経っているが、携帯番号を変えることはそう頻繁ではないだろう。運悪く変えざるを得ない事情ができたのか?
なぜ繋がらないのかわからず、俺は絶望に近いほど落胆した。
< 66 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop