春色の恋−カナコ−[完]
いつものようにのんびりお湯につかって。
はっと気が付いた時にはかなりの時間が経過していて、二人がお風呂の順番を待っていることなんてすっかり忘れていた。
あわてて上がり、頭にタオルをぐるぐる巻きにして出ると、テレビを見ている河合さんがいて。
「あれ、おにいちゃんは?」
自分がすっぴんでタオルでぐるぐるしていることなんてすっかり飛んでしまっていた。
「ああ、コウヘイはトイレじゃない?」
普通に河合さんが話しかけてくれたけど、自分の姿を思い出して顔が真っ赤になってしまう。
「あ、そ、そですか、じゃあ私部屋へ行きますので…」
「カナコちゃん」
あわててソファに座っている河合さんの近くを横切ろうとした時、すっと伸びてきた河合さんの腕に通せんぼされてしまった。
「え?」
きゅっと抱きよせられたかと思うと、唇が触れるだけのキスをされて。
「おやすみ。いい夢を」
ニッコリ笑った河合さんの顔に、思わず見とれてしまった。
どうしよう、心臓が口から飛び出してきそうなんだけど!
「お、おやすみなさい!」
すべてが恥ずかしくて、あわてて階段を駆け上がり部屋へと戻った。
はっと気が付いた時にはかなりの時間が経過していて、二人がお風呂の順番を待っていることなんてすっかり忘れていた。
あわてて上がり、頭にタオルをぐるぐる巻きにして出ると、テレビを見ている河合さんがいて。
「あれ、おにいちゃんは?」
自分がすっぴんでタオルでぐるぐるしていることなんてすっかり飛んでしまっていた。
「ああ、コウヘイはトイレじゃない?」
普通に河合さんが話しかけてくれたけど、自分の姿を思い出して顔が真っ赤になってしまう。
「あ、そ、そですか、じゃあ私部屋へ行きますので…」
「カナコちゃん」
あわててソファに座っている河合さんの近くを横切ろうとした時、すっと伸びてきた河合さんの腕に通せんぼされてしまった。
「え?」
きゅっと抱きよせられたかと思うと、唇が触れるだけのキスをされて。
「おやすみ。いい夢を」
ニッコリ笑った河合さんの顔に、思わず見とれてしまった。
どうしよう、心臓が口から飛び出してきそうなんだけど!
「お、おやすみなさい!」
すべてが恥ずかしくて、あわてて階段を駆け上がり部屋へと戻った。