春色の恋−カナコ−[完]
シャワーを浴びて3人で朝食を食べる。

今日は同じバスで出勤できそうで、なんだか嬉しい。

「今日こそ定時で上がりたいんだけどなー」

おにいちゃんをみながらそんなことを言っている河合さんだけど。

「まあ、今週は無理だろうな」

新聞を読みながら、普通におにいちゃんに言われてがくーっと肩を落として。

河合さん、朝から面白い…。

身支度を済ませてから、3人で歩いてバス停まで向かう。

おにいちゃんと並んで歩いている河合さん。

その後ろを付いて歩いている私だけど。

後ろから二人を見ていると、本当に同じくらいの背格好。

後姿だけど、なんだかかっこいいよねぇ。

自分のおにいちゃんと、彼氏だけど、なんだかにやけてしまう。

バス停に着くと、おにいちゃんが私を河合さんの隣に並ばせてくれて。

ちょっと恥ずかしいけど、でもうれしい。

素直に河合さんとおにいちゃんに挟まれて、楽しく会話をする事が出来た。

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