春色の恋−カナコ−[完]
こうして二人きりで朝食を食べるようになって、6年目かぁ。
お父さんとお母さんは、アメリカでの生活もすっかり板についたようで。
何度か遊びに行ったけど、素敵なところだったな。
でも、あちらに住むとなると話は別。
大学受験で留学を考えなかったこともないんだけど。
ずっと地元から離れることなく今日まで来た。
「ごちそうさま」
朝食を作らなかった人が後片付けをすることになっている我が家。
今日は片付けは私の担当。
食べ終わった食器を食洗機にセットしてから、食後のコーヒーを入れてソファで新聞を読んでいるおにいちゃんのもとへ持って行く。
「ありがとう。今日はデートだって?」
「え?」
おにいちゃんの隣に座ると、何でもないようにそう言うと新聞をきれいにたたんでコーヒーに口をつけた。
え、どこまで知っているの?
もう、お泊まりのこと聞いているんだろうか…。
お父さんとお母さんは、アメリカでの生活もすっかり板についたようで。
何度か遊びに行ったけど、素敵なところだったな。
でも、あちらに住むとなると話は別。
大学受験で留学を考えなかったこともないんだけど。
ずっと地元から離れることなく今日まで来た。
「ごちそうさま」
朝食を作らなかった人が後片付けをすることになっている我が家。
今日は片付けは私の担当。
食べ終わった食器を食洗機にセットしてから、食後のコーヒーを入れてソファで新聞を読んでいるおにいちゃんのもとへ持って行く。
「ありがとう。今日はデートだって?」
「え?」
おにいちゃんの隣に座ると、何でもないようにそう言うと新聞をきれいにたたんでコーヒーに口をつけた。
え、どこまで知っているの?
もう、お泊まりのこと聞いているんだろうか…。