春色の恋−カナコ−[完]
責任、って?
二人とも、お互いに視線をそらさずに真剣な顔をしていて。
「最初から、そのつもりだって言ったはずだけど?」
真剣な河合さんが、おにいちゃんから視線を私に移して私と目を合わすと、にっこりと笑ってくれた。
「…そうか」
なんだかおにいちゃんのその言葉が、すごくお父さんに似ていて。
年に数回しか会えないお父さんを、はっきりと思いだした。
今、絶対に笑う場面じゃないと思うんだけど、こらえきれずに思わず笑ってしまった。
「…なんだよ」
必死にこらえているんだけど、どうしても我慢できずに肩を震わせてしまった私に、不機嫌そうなおにいちゃんの声が届いて。
河合さんも、そん私を見ながらも不思議そうな顔をしていた。
「…ご、ごめんなさい…」
そう、今って笑うときじゃないですよね…。
でも、まるでお父さんみたいなおにいちゃん。
おやじくさいとか、そういうことじゃなくて。
おにいちゃんの愛を、たっぷり感じるその表情に、笑いと一緒に涙がこみ上げてきた。
今までおにいちゃんが私のことをすごく大切にしてくれていたことを心から感謝している。
そんなおにいちゃんが連れてきてくれた、大好きな河合さん。
二人とも、お互いに視線をそらさずに真剣な顔をしていて。
「最初から、そのつもりだって言ったはずだけど?」
真剣な河合さんが、おにいちゃんから視線を私に移して私と目を合わすと、にっこりと笑ってくれた。
「…そうか」
なんだかおにいちゃんのその言葉が、すごくお父さんに似ていて。
年に数回しか会えないお父さんを、はっきりと思いだした。
今、絶対に笑う場面じゃないと思うんだけど、こらえきれずに思わず笑ってしまった。
「…なんだよ」
必死にこらえているんだけど、どうしても我慢できずに肩を震わせてしまった私に、不機嫌そうなおにいちゃんの声が届いて。
河合さんも、そん私を見ながらも不思議そうな顔をしていた。
「…ご、ごめんなさい…」
そう、今って笑うときじゃないですよね…。
でも、まるでお父さんみたいなおにいちゃん。
おやじくさいとか、そういうことじゃなくて。
おにいちゃんの愛を、たっぷり感じるその表情に、笑いと一緒に涙がこみ上げてきた。
今までおにいちゃんが私のことをすごく大切にしてくれていたことを心から感謝している。
そんなおにいちゃんが連れてきてくれた、大好きな河合さん。