経理部の女王様が落ちた先には
階段から“僕”に落ちてきた“女王様”のこの子が、倒れる僕の上から驚いた顔をして見下ろしてくる。




「結城(ゆうき)・・・部長・・・」




これはよくない展開だと、俺の直感が騒ぎだした。
ズレた眼鏡をすぐに直し“俺”を閉じ込める。




「大丈夫ですか?」




そう冷静に聞きながら、すぐに気付いた。




俺の直感が、見てはダメだと騒いでいるのに止められない・・・。





視線をゆっくりと移していく・・・





そこには・・・





スーツのスカートが捲れ上がり・・・





足を全て晒し・・・





黒のガーターベルト、そして、黒の下着・・・






そして・・・
“俺”が開いてしまった薔薇の花の中心が、“俺”のソコに・・・





あの恐ろしい人に“封印”されたはずの“俺”が、その封印をこじ開け無理矢理外に出ようとする・・・。





その瞬間、下半身に“俺”の気が、一気に集まった。





「・・・っっ・・・」





それに気付いた“女王様”のこの子が、最高に可愛い顔で“俺”のソコに感じた・・・。





無理矢理こじ開けた“封印”の隙間から、“俺”が彼女のその顔を絶対に見ていたのに、僕は気付いていた・・・。






“女王様”のこの子は、ゆっくりと立ち上がり、ゆっくりとスカートを直していく。





「大変失礼致しました。」





深くお辞儀をしてそれだけ言い、呆然としてしまう僕を置き去りにし、歩き始めた。
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