経理部の女王様が落ちた先には
呆然としながら、散乱した支社立ち上げの進捗報告書を眺める。



従兄弟様の言葉が頭の中で何回もリピートされる・・・



“彼女に話し掛けたら、彼女すぐに切るから。
もし仕事で話すことがあっても、絶対に第2営業部の部長としてだ。”



“封印”された隙間から“俺”が怪しく笑った。



分かった、分かった、分かっている。
“僕”だってあの子と話したい。
だから、キミは絶対にそこから出てこないでくれよ。
あの子を守るためでもあるのだから・・・。




あの恐ろしい人に“封印”された“俺”を、僕は本当の意味で“飼う”ことになった・・・。
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