先生、私がヤリました。
「今日のご飯、なーに!」
いつになくハヅキくんはハシャいでました。
誕生日だし、「特別」ってことはなんとなく分かってるみたいで、ワクワクしてるんだろうなって思いました。
だからちょっと可哀想でしたけど、人差し指でシーってポーズをしながら「大きな声、ダメだよ。」って言いました。
ハヅキくんはパッと口元を小さな両手で抑えて「ごめんなさい。」って言うんです。
ごめんなさいは私のほうなのに。
だからそういう時はハヅキくんと同じ目線の高さにしゃがんで頭を撫でであげるんです。
それから、ウィスパーボイスって言うんですか?
コソコソ話をする時の声で、「お姉ちゃんと二人で内緒のお話しようね。」って言うと、「敵に見つからないように!」って、ハヅキくんは笑います。
それが私達の合言葉みたいな物でした。
これはお姉ちゃんとハヅキくんだけの秘密の生活だよ。
立派なヒーローになる為の修行。
お姉ちゃんはハヅキくんの味方だよ。
毎日毎日そう言い聞かせてました。
もう一種の洗脳ですね。
私はハヅキくんの味方だったけど、あの頃は私の味方だってハヅキくんだけだったから。
いつになくハヅキくんはハシャいでました。
誕生日だし、「特別」ってことはなんとなく分かってるみたいで、ワクワクしてるんだろうなって思いました。
だからちょっと可哀想でしたけど、人差し指でシーってポーズをしながら「大きな声、ダメだよ。」って言いました。
ハヅキくんはパッと口元を小さな両手で抑えて「ごめんなさい。」って言うんです。
ごめんなさいは私のほうなのに。
だからそういう時はハヅキくんと同じ目線の高さにしゃがんで頭を撫でであげるんです。
それから、ウィスパーボイスって言うんですか?
コソコソ話をする時の声で、「お姉ちゃんと二人で内緒のお話しようね。」って言うと、「敵に見つからないように!」って、ハヅキくんは笑います。
それが私達の合言葉みたいな物でした。
これはお姉ちゃんとハヅキくんだけの秘密の生活だよ。
立派なヒーローになる為の修行。
お姉ちゃんはハヅキくんの味方だよ。
毎日毎日そう言い聞かせてました。
もう一種の洗脳ですね。
私はハヅキくんの味方だったけど、あの頃は私の味方だってハヅキくんだけだったから。