政略結婚ですが、不動産王に底なしの愛で甘やかされています
「落ちた、のかな? 涼成さんの口って元々血色がいいからわからない」
小さく唸った恵茉が可愛らしくて笑いがこぼれる。
抱きしめられるのは恥ずかしがるのにこれは平気なのか。
「わからないくらいなら問題ないだろう。恵茉は塗り直さなくていいのか? でもどうせまた取れるか」
遠回しにまた濃厚なキスをしようと誘うと、意味を理解した恵茉は飛び跳ねるようにソファから下りて後退りした。
「すぐに支度するから待ってて!」
ドタバタと慌ただしく廊下へ出ていったのを見届けて、ソファの背に体重を預けた。
まいったな。一応今晩が初夜になるけど、手出しはせず恵茉のペースに合わす予定でいたのに。手出し……せずにいられるのか?
悶々とした感情をどうにかさせようと、ふうーっと長い息を吐いて天井を見上げた。
小さく唸った恵茉が可愛らしくて笑いがこぼれる。
抱きしめられるのは恥ずかしがるのにこれは平気なのか。
「わからないくらいなら問題ないだろう。恵茉は塗り直さなくていいのか? でもどうせまた取れるか」
遠回しにまた濃厚なキスをしようと誘うと、意味を理解した恵茉は飛び跳ねるようにソファから下りて後退りした。
「すぐに支度するから待ってて!」
ドタバタと慌ただしく廊下へ出ていったのを見届けて、ソファの背に体重を預けた。
まいったな。一応今晩が初夜になるけど、手出しはせず恵茉のペースに合わす予定でいたのに。手出し……せずにいられるのか?
悶々とした感情をどうにかさせようと、ふうーっと長い息を吐いて天井を見上げた。