悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~2
「いえっ、教育も含めがんばっているところなのです!」
お気になさらず、とアメリアは手を前に出して言う。
その令嬢らしからぬ仕草を、ヴァレンティーナがちょっと呆れたように眺める。
だが、ミッシェルは華麗に気付かなかったうえ、一層きらきらと輝く笑みを浮かべた。
「そうか、がんばってね。クラークがサポートについているから、とても心強いね」
眩しい笑顔に、全員が言葉を詰まらせた。
(女神! 素敵! 好きいいぃ!)
頭の中にたくさん想いが溢れて、止まらなくなる。
クラークも固まっていた。しかし彼はぎぎぎぎと動いたのち、きりりとした面持ちで胸に手を添えた。
「引き続き、専属護衛としても励みます」
ここ一番の誇らしげな凛々しい表情だった。
彼のこんな真っすぐな目は、見たことがない――と、アメリアとヴァレンティーナは後日に言葉を交わすことになる。
「でも、そうすると問題はあの第五王子ですわね。いかがされるおつもり?」
「あ~……そうでした」
ヴァレンティーナの言葉に、最近頭を悩ませている人物を思い出す。
するとクラークが、眼鏡を押し上げつつ目を向けた。
「問題ないでしょう。それに、お前が嫌だというのなら私が協力しますよ」
「これまで見ていただけなのが釈然としないのですが……」
けれど、危険はない状況だった。
お気になさらず、とアメリアは手を前に出して言う。
その令嬢らしからぬ仕草を、ヴァレンティーナがちょっと呆れたように眺める。
だが、ミッシェルは華麗に気付かなかったうえ、一層きらきらと輝く笑みを浮かべた。
「そうか、がんばってね。クラークがサポートについているから、とても心強いね」
眩しい笑顔に、全員が言葉を詰まらせた。
(女神! 素敵! 好きいいぃ!)
頭の中にたくさん想いが溢れて、止まらなくなる。
クラークも固まっていた。しかし彼はぎぎぎぎと動いたのち、きりりとした面持ちで胸に手を添えた。
「引き続き、専属護衛としても励みます」
ここ一番の誇らしげな凛々しい表情だった。
彼のこんな真っすぐな目は、見たことがない――と、アメリアとヴァレンティーナは後日に言葉を交わすことになる。
「でも、そうすると問題はあの第五王子ですわね。いかがされるおつもり?」
「あ~……そうでした」
ヴァレンティーナの言葉に、最近頭を悩ませている人物を思い出す。
するとクラークが、眼鏡を押し上げつつ目を向けた。
「問題ないでしょう。それに、お前が嫌だというのなら私が協力しますよ」
「これまで見ていただけなのが釈然としないのですが……」
けれど、危険はない状況だった。