観念して、俺のものになって


「ねぇ、もういいよね?」


すばやく薄い膜を熱源に被せたら、
膣口にそれを押し付ける。

早くこの中へ入りたいと熱い吐息と共に質問を投げかけるけれど、答えはとうに決まっているものだった。

ここでやめられるはずがない。


そんな中でまひるがやっと俺へと顔を向け、快感に震えたままこくりと首を前に倒す。

もう限界だと中に侵入しようとした、その時。

「⋯⋯うん、きてください」


柔らかく笑って、艶やかな唇から発せられた言葉に理性の糸がプツン、と切れてしまった。

もう我慢できないと、早く中に入って自分のものにしたいと叫んでいる。
 

行為は2回目とは言え、いきなりガツガツいって怖がらせるのも嫌だと思い、俺はぴったりと体を合わせてまひるの体を抱きしめた。


一呼吸置いてから、俺は自身の上半身を起こし彼女の膝を立たせる。

そして、太腿を合わせたら膝裏を掴み、ぐっと太腿の側面を梓の胸へと押し付けた。

足の付け根あたりに薄い膜に包まれた熱源を挟み込み、それをゆっくりと上下させ始める。


中には入らない、この行為だけでは物足りないかもしれない。でも、今はこれだけで許してほしい。

⋯⋯なんて、足りないのは俺の方だったのかもしれない。彼女の体温を感じるだけで体が心が満たされていく。


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