婚約者には愛する人ができたようです。捨てられた私を救ってくれたのはこのメガネでした。
「でも、安全確認は重要だよ。現場調査に行って、また巻き込まれてという話になったら、部隊長も困るよね」
「そうですね」
リューディアも立ち上がる。
「じゃ、行こっか」
エメレンスが声をかければ、リューディアも「はい」と答える。だが、気になってもう一度後ろを振り返る。このクズ石置き場がなんとなく気になったから。何かが、いつもと違うように感じる。いや、ここに来るときはいつも違和感があった。それは言葉で言い表すことができない何かで。今も、エメレンスに説明することができない。
だからリューディアはその違和感を、自分の心の中にそっとしまっておく。
二人は採掘場の東の六号区へと移動した。ここは以前、崩落を起こした現場。人手不足の採鉱担当に、リューディアとエメレンスが来て、なんとかここの安全確認が済んだところ。
「現場の確認をしたときも思ったけれど、ここの崩落の仕方は酷いよね」
フードを深くかぶったエメレンスが言う。
「はい、あそこにもまだ崩れたままの岩盤がありますからね」
「そうですね」
リューディアも立ち上がる。
「じゃ、行こっか」
エメレンスが声をかければ、リューディアも「はい」と答える。だが、気になってもう一度後ろを振り返る。このクズ石置き場がなんとなく気になったから。何かが、いつもと違うように感じる。いや、ここに来るときはいつも違和感があった。それは言葉で言い表すことができない何かで。今も、エメレンスに説明することができない。
だからリューディアはその違和感を、自分の心の中にそっとしまっておく。
二人は採掘場の東の六号区へと移動した。ここは以前、崩落を起こした現場。人手不足の採鉱担当に、リューディアとエメレンスが来て、なんとかここの安全確認が済んだところ。
「現場の確認をしたときも思ったけれど、ここの崩落の仕方は酷いよね」
フードを深くかぶったエメレンスが言う。
「はい、あそこにもまだ崩れたままの岩盤がありますからね」