婚約者には愛する人ができたようです。捨てられた私を救ってくれたのはこのメガネでした。
「リディアさん。そんなに照れないでくださいよ。僕の方が照れるじゃないですか」
リディアは恐る恐る顔を上げた。恐らく、その顔は真っ赤に染め上がっていることだろう。恥ずかしさと恐怖と。全身が燃えるように熱い。
「眼鏡を外すとやっぱり印象が変わりますね。眼鏡姿のリディアさんも素敵だけど。眼鏡を外した姿も可愛いです。やっぱり、視力が悪いのですか? 僕の顔、きちんと見えてます?」
エリックがリューディアに向かって顔を近づけてきた。それは、本当に見えているのか、ということを確認したいからだろう。ムッとしながらエメレンスはエリックを見たが、彼に悪気があるわけではない。
見えている、という意味を込めて、リディアはこくこくと頷いた。できることなら早く眼鏡をかけたかったのだが、そのかけるタイミングがわからない。
「え、見えるんですか? じゃあ、眼鏡。かける必要が無いじゃないですか。一体、何のために眼鏡をかけているんですか?」
視力の矯正でなかったら、何のためにというエリックの疑問は正しい。一般的に眼鏡は視力の矯正に用いられるからだ。
リディアは恐る恐る顔を上げた。恐らく、その顔は真っ赤に染め上がっていることだろう。恥ずかしさと恐怖と。全身が燃えるように熱い。
「眼鏡を外すとやっぱり印象が変わりますね。眼鏡姿のリディアさんも素敵だけど。眼鏡を外した姿も可愛いです。やっぱり、視力が悪いのですか? 僕の顔、きちんと見えてます?」
エリックがリューディアに向かって顔を近づけてきた。それは、本当に見えているのか、ということを確認したいからだろう。ムッとしながらエメレンスはエリックを見たが、彼に悪気があるわけではない。
見えている、という意味を込めて、リディアはこくこくと頷いた。できることなら早く眼鏡をかけたかったのだが、そのかけるタイミングがわからない。
「え、見えるんですか? じゃあ、眼鏡。かける必要が無いじゃないですか。一体、何のために眼鏡をかけているんですか?」
視力の矯正でなかったら、何のためにというエリックの疑問は正しい。一般的に眼鏡は視力の矯正に用いられるからだ。