禁断溺愛〜政略花嫁は悪魔に純潔を甘く奪われ愛を宿す〜
なにより食材と向き合っていると時間を忘れられるから、憎い相手に捨てられるとわかっていても、『自分のために』と思考を無理やり切り替えて徐々に楽しめるようにもなった。
なった、けれど……。
本当は笑顔の家族と食卓を囲んで、お母さんと一緒に作ったご飯が食べたかった。
「それでは九條君と私たちの出会いに、乾杯」
ワイングラスを持った東藤の掛け声で、ホームパーティーが始まる。
頑張って作ったけれど、九條さんのお口に合うだろうか?
東藤と九條さんが会話を弾ませる中、九條さんの反応をそっとうかがっていると、それに気がついた九條さんが「奥様、すごく美味しいです」と微笑んでくれた。良かった。
「僕は独身なので、こんなに美味しいご飯を作れる奥様がいらっしゃる東藤さんが羨ましいです」
なった、けれど……。
本当は笑顔の家族と食卓を囲んで、お母さんと一緒に作ったご飯が食べたかった。
「それでは九條君と私たちの出会いに、乾杯」
ワイングラスを持った東藤の掛け声で、ホームパーティーが始まる。
頑張って作ったけれど、九條さんのお口に合うだろうか?
東藤と九條さんが会話を弾ませる中、九條さんの反応をそっとうかがっていると、それに気がついた九條さんが「奥様、すごく美味しいです」と微笑んでくれた。良かった。
「僕は独身なので、こんなに美味しいご飯を作れる奥様がいらっしゃる東藤さんが羨ましいです」