9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
だが人に頼られることがうれしくて仕方がないセシリアは、誰が来ても喜んで出迎え、無償で美容液をあげた。
そもそも資金繰りに苦しんでいた時に知った、低コストの美容液である。
無償で提供しようと、懐は痛まない。
「まあ、タダでくださるの? なんてお優しいのかしら」
「セシリア様、この美容液、ものすごくよく効きましたわ! 本当にありがとうございます!」
次第に後宮には、セシリアのことを悪く言う者が減ってくる。
後宮内の回廊を行けば、あちらこちらから笑顔で挨拶されるようになり、セシリアは不思議な気持ちになる。
(人の役に立てるって、本当に気持ちがいいものね。エヴァン様に好かれるために死に物狂いで得た知識が、まさかこんなところで役立つとは思わなかったわ)
そもそも資金繰りに苦しんでいた時に知った、低コストの美容液である。
無償で提供しようと、懐は痛まない。
「まあ、タダでくださるの? なんてお優しいのかしら」
「セシリア様、この美容液、ものすごくよく効きましたわ! 本当にありがとうございます!」
次第に後宮には、セシリアのことを悪く言う者が減ってくる。
後宮内の回廊を行けば、あちらこちらから笑顔で挨拶されるようになり、セシリアは不思議な気持ちになる。
(人の役に立てるって、本当に気持ちがいいものね。エヴァン様に好かれるために死に物狂いで得た知識が、まさかこんなところで役立つとは思わなかったわ)