9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
それでもエヴァンが無謀な闘いを挑んだのは、聖女を娶ったがゆえ、ダリス神の加護によって勝てると踏んだからかもしれない。
(そんな、エヴァン様が亡くなるだなんて……)
エヴァンの訃報を耳にした瞬間、セシリアは無意識のうちに時空魔法を発動していた。
どんなに嫌われようとも、セシリアにとって彼がこの世で一番大事であることは変わらない事実。彼のいない世界など、生きている意味がない。
――『もう一度言っておくが、今夜の夜会にはマーガレットを連れて行く。君は部屋で大人しくしていろ。決してしゃしゃり出るような真似はするな、成り上がりの聖女だとまた悪評が立つからな』
そして、十八歳のあの瞬間に戻ったのだ。
(そんな、エヴァン様が亡くなるだなんて……)
エヴァンの訃報を耳にした瞬間、セシリアは無意識のうちに時空魔法を発動していた。
どんなに嫌われようとも、セシリアにとって彼がこの世で一番大事であることは変わらない事実。彼のいない世界など、生きている意味がない。
――『もう一度言っておくが、今夜の夜会にはマーガレットを連れて行く。君は部屋で大人しくしていろ。決してしゃしゃり出るような真似はするな、成り上がりの聖女だとまた悪評が立つからな』
そして、十八歳のあの瞬間に戻ったのだ。