9度目の人生、聖女を辞めようと思うので敵国皇帝に抱かれます
神殿内に足を踏み入れたエヴァンが感嘆の声を漏らす。
彼の後ろに続くようにして、従者たちもぞろぞろと入り込んできた。
セシリアが従えている従者もいるため、小ぶりな神殿内はあっという間に満員になってしまった。
エヴァンが、困ったように肩を竦める。
「これでは、ゆっくりこの神殿の神秘を堪能することができない。しばらくの間、セシリアとふたりきりにしてくれないか」
エヴァンの突然の提案に、セシリアは面食らった。
この一週間、エヴァンと長い時を過ごしてきたが、いつも互いに数人の従者を従えていたため、ふたりきりになったことはない。
なんとなくの気まずさを覚え、「でしたら、私も出ていますね」と戸口に足を向けようとした。だが。
「君がいなくなったら、誰が俺にこの神殿を案内してくれるんだ?」
もっともな切り返しが返ってきて、セシリアは足を止めた。
彼の後ろに続くようにして、従者たちもぞろぞろと入り込んできた。
セシリアが従えている従者もいるため、小ぶりな神殿内はあっという間に満員になってしまった。
エヴァンが、困ったように肩を竦める。
「これでは、ゆっくりこの神殿の神秘を堪能することができない。しばらくの間、セシリアとふたりきりにしてくれないか」
エヴァンの突然の提案に、セシリアは面食らった。
この一週間、エヴァンと長い時を過ごしてきたが、いつも互いに数人の従者を従えていたため、ふたりきりになったことはない。
なんとなくの気まずさを覚え、「でしたら、私も出ていますね」と戸口に足を向けようとした。だが。
「君がいなくなったら、誰が俺にこの神殿を案内してくれるんだ?」
もっともな切り返しが返ってきて、セシリアは足を止めた。