若い身空で老人と結婚することになりましたが実は呪いをかけられた王子様でした
トムとの生活が1か月ほど過ぎた頃、村までいつものように二人で薪を売りに行った。
「トムにマリー、いつも仲がいいね~!」
「今日も二人で来たのかい?」
「相変わらず仲がいいわね。」
と、村人から口々に声を掛けられる。
結婚当初こそ、みな、この結婚に不信感を抱いていたが、村は元々人口が少なく、年の差婚は珍しくない。その上、トムとマリーの人柄もあり、さらにマリーの幸せそうな笑顔を見れば、村人たちも、この結婚は間違いではなかったと、今では歓迎してくれている。
いつの間にか荷台の薪はすっかりなくなっていた。
「今日も全部売れて良かったですね。」
と、マリーが嬉しそうに言うと、
「マリーさんのおかげだよ。」
と、トムが返す。
「そんな・・・。トムさんの薪がいいからですよ。みなさん、トムさんの薪は良く燃える、いい薪だとおっしゃってましたよ。」
「ありがとう。じゃあ買い出しに行きましょうか。今日は小麦粉を買って帰ったらいいかな?」
「お砂糖とお塩も、もうすぐなくなりそうです。」
「そうだった。マリーさんが来てから買い忘れがなくなったよ。ありがとう。」
「そんな、お礼を言われるほどでは・・・。」
と、二人が話している様子を、馬車の窓から怪訝そうに見つめる一人の男がいた。
「トムにマリー、いつも仲がいいね~!」
「今日も二人で来たのかい?」
「相変わらず仲がいいわね。」
と、村人から口々に声を掛けられる。
結婚当初こそ、みな、この結婚に不信感を抱いていたが、村は元々人口が少なく、年の差婚は珍しくない。その上、トムとマリーの人柄もあり、さらにマリーの幸せそうな笑顔を見れば、村人たちも、この結婚は間違いではなかったと、今では歓迎してくれている。
いつの間にか荷台の薪はすっかりなくなっていた。
「今日も全部売れて良かったですね。」
と、マリーが嬉しそうに言うと、
「マリーさんのおかげだよ。」
と、トムが返す。
「そんな・・・。トムさんの薪がいいからですよ。みなさん、トムさんの薪は良く燃える、いい薪だとおっしゃってましたよ。」
「ありがとう。じゃあ買い出しに行きましょうか。今日は小麦粉を買って帰ったらいいかな?」
「お砂糖とお塩も、もうすぐなくなりそうです。」
「そうだった。マリーさんが来てから買い忘れがなくなったよ。ありがとう。」
「そんな、お礼を言われるほどでは・・・。」
と、二人が話している様子を、馬車の窓から怪訝そうに見つめる一人の男がいた。