若い身空で老人と結婚することになりましたが実は呪いをかけられた王子様でした
マリーをベッドに寝かせると、トーマス王子は、すぐに温かいスープを持ってきた。

マリーは一口飲むと、

「美味しいです。ありがとうございます。」

と、トーマス王子にお礼を言った。

トーマス王子は、マリーの笑顔を見てほっとした。それから、

「今少しお話し出来ますか?」

と、トーマス王子が聞いてきた。

「はい。私がどうして湖に落ちたのか…ですよね。」

と言うと、マリーは先程自分の身に起きたことを包み隠さず、全てトーマス王子に話した。


トーマス王子は神妙な顔つきで話を聞き終わると、

「分かりました。ここに住み続けるのは危険かもしれないですね。マリーさんの体調が戻ったら、ここを出ることも考えましょう。」

と言った。

「ここを出る?」

と、マリーが心配そうに聞き返した。

「大丈夫です。マリーさんが心配するようなことはありません。どうするか一緒に決めましょう。」

と、トーマス王子は優しく微笑んだ。

マリーは一緒にという言葉を聞いて、安心し、再び眠りについた。

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