離縁するつもりが、極上御曹司はお見合い妻を逃がさない
楽しい食事デートはあっという間に終わってしまった。

車で私のアパートまで送り届けてくれる直秀さんは紳士だ。
彼は車を停めるとわざわざ降りてきてくれた。


「それじゃあ、ゆっくり休んで」
「今日はごちそうさまでした」


ごちそうになってしまったのでお礼を言うと、「これくらい」と笑っている。


「週末の件はまた連絡する」
「わかりました」
「それじゃあ、また」


優しく微笑む彼は車に乗り込み、去っていった。


「意外と大丈夫かも」


車が小さくなっていくのを見ながらつぶやく。

お見合いのときは契約結婚を言いだされて驚いたけれど、一緒にいる時間は楽しい。
一年間だけど、仲良くできるといいな。

そんなことを考えながら、アパートの階段を上がった。



試し読みここまで
< 84 / 84 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:106

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

ただ君を愛したいだけ

総文字数/21,146

恋愛(純愛)51ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「俺は一日たりとも忘れたことはなかった。 君しか愛せないんだ」 四年前、私を捨てたはずの彼が 熱いまなざしで私を縛る。 戸惑う私とは対照的に こっそり産んだ娘がなついてしまい…… 「智くん、だーいしゅき」 どうすればいいの? ベリーズ文庫4月刊 こちらは試し読みです
初恋リスタート
  • 書籍化作品

総文字数/19,492

恋愛(純愛)47ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
十年前 「別れよう」 たった三日前に告白してきたばかりの彼は、 初めてのデートで浮かれる私にそう言った―― 私を捨てたはずの元カレが、なぜか構ってきます。 ベリーズ文庫withとして書籍化 こちらは試し読みです
表紙を見る 表紙を閉じる
背が高くて男勝りな性格の私は 女子高時代の文化祭では、もれなく王子様役 「いい奥さんもらいそう」と言われてばかりの女子モテ人生 けれど、世界にひとりだけ 私を姫扱いしてくれる優秀なパイロットがいました 「俺が嫌というほど愛してやる」 恋に無縁なCAは、幼なじみの重すぎる愛にタジタジです ベリーズ文庫10月刊 【愛され最強ヒロインシリーズ】 こちらは試し読みです

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop