エリート官僚は政略妻に淫らな純愛を隠せない~離婚予定でしたが、今日から夫婦をはじめます~
こくりと頷くとそのまま抱き上げられて、寝室に運ばれる。

ベッドに降ろされたのと同時に、彼が覆いかぶさってきて、服を取り払われるまであっと言う間だった。

肌を重ね合うのは気持ちいい。夫を求める気持ちが高まり、いつになく積極性が湧いてくるのだ。

澄夏のそんな姿を一哉は好ましく感じているらしく、更に強く抱きしめられて愛撫が深くなる。

熱い唇が体を這っていく感覚に震えながら、澄夏は溜まらない気持ちになり声を漏らした。

「好き……一哉さんが好き」

澄夏の胸の近くを吸い上げていた一哉が動き、愛の言葉を伝える澄夏の口を塞ぐ。

しばらく口内を探り、更に澄夏を陶酔させた彼は、とても大切そうに見つめながら「愛している」と言う。

「私も愛してる」

照れてしまうような台詞も躊躇いなく零れた。

一哉の手が脚の間に向かっていく。潤っている場所に触れられると、澄夏はもうまともな言葉が発せなくなる。その前にどうしても言いたかった。

「一哉さん、どこにも行かないで、ずっと側にいて」

彼はぴくりと動きを止めて、それから澄夏を見つめて柔らかく微笑んだ。
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