エリート官僚は政略妻に淫らな純愛を隠せない~離婚予定でしたが、今日から夫婦をはじめます~
カフェで待ち合わせて、店自慢のコーヒーを頼む。最近ではテイクアウト出来るフィナンシェが美味しいと口コミが広がっていると聞き、それも注文する。
「あーこのフィナンシェ本当に美味しいね、バターの香りが濃厚で」
「そうでしょ? 今ではここの看板メニューなんだって」
あっという間に食べ終えて、二つ目を頼んでしまった。口に運びつつ、「それで……」と事情の説明をした。
黙って聞いていた瀬奈は、話し終えるとうんうんと頷いた。
「やっぱりね、予想通り」
「え?」
「絶対によりを戻すと思ってたよ」
「そうなの?」
瀬奈は澄夏が新しい生活の基盤を築くのに協力的で仕事まで紹介してくれようとしていた程だったから、そんな風に考えているとは思わなかった。
「だって一哉さんって、あきらかに澄夏に惚れ込んでたもん」
「ええっ?」
「気付いてないのは本人だけってことよ。一哉さんの澄夏を見る目って本当に優しくて、私はいつも澄夏愛されてるなーって思ってたんだよ。まあそれでも澄夏がやりたいようにした方がいいと思って協力したけど。だって周りがなん言ってもあの頃の澄夏は聞かなかったでしょう?」
「……そうかも」
「あーこのフィナンシェ本当に美味しいね、バターの香りが濃厚で」
「そうでしょ? 今ではここの看板メニューなんだって」
あっという間に食べ終えて、二つ目を頼んでしまった。口に運びつつ、「それで……」と事情の説明をした。
黙って聞いていた瀬奈は、話し終えるとうんうんと頷いた。
「やっぱりね、予想通り」
「え?」
「絶対によりを戻すと思ってたよ」
「そうなの?」
瀬奈は澄夏が新しい生活の基盤を築くのに協力的で仕事まで紹介してくれようとしていた程だったから、そんな風に考えているとは思わなかった。
「だって一哉さんって、あきらかに澄夏に惚れ込んでたもん」
「ええっ?」
「気付いてないのは本人だけってことよ。一哉さんの澄夏を見る目って本当に優しくて、私はいつも澄夏愛されてるなーって思ってたんだよ。まあそれでも澄夏がやりたいようにした方がいいと思って協力したけど。だって周りがなん言ってもあの頃の澄夏は聞かなかったでしょう?」
「……そうかも」